2016年9月26日

平成28年6月14日 補正予算特別委員会質問及び答弁要旨

(1)一般会計歳入歳出補正予算事項別明細書(第1号)~ p102

6 財産管理費のところで、補正前の額462,835千円であったところを補正額600千円を加え計463,435千円とし、全て庁舎等管理経費としている。

このことに関連して質問をさせていただきます。

熊本地震に対する奈良市の支援では、奈良青年会議所及び富士運輸さんのご協力の下に備蓄水の提供が行われました。しかしながら、危機管理の在り方として多少課題があるようにも感じたわけであります。


Q-1:市長は4月の記者会見において、「市役所庁舎は市民にとって要の存在。費用面を考えると改修補強が現実的だが今後どうするかオープンな議論をし、今年度中にある程度の方向性を定めたい」と記者会見で述べています。ところが、市長はオープンな議論をする前にもかかわらず、「費用面を考えると改修補強が現実的だ」との考え方を示しているわけですが、私たちはこの差異についてどのように理解したらいいのかお示しください。

A-1:本庁舎の耐震化につきましては、喫緊のかだいであることから、検討委員会を立ち上げ、様々な問題について広く議論ンをしていただき、耐震補強や建て替え等の耐震化の方向性を決定いたしたいと考えております。ご質問の差異につきましては、本市の財政状況が厳しいとの認識から、経費が少ないのは耐震補強でありますが、建物の耐用年数や費用対効果等の様々な課題をご審議いただき方向性を決めることとなると考えております。


Q-2:市長は「市庁舎の建て替えには100億円くらいかかる」としていますが、この数字の根拠をお示しください。

A-2:建て替えに要する経費の根拠につきましては、中央棟、東棟及び西棟を建て替えた場合、延べ床面積が23,500㎡ございますので、平方単価40万円としても94億円となり、現時点においては、およそ100億円とされたものでございます。

議案第81号.工事請負契約の一部変更について ~ 奈良市議会6月定例会提出議案書

p157ページ


Q-1:工事請負契約締結時の契約金額 506,360,160円であったものが、今回、一部変更とし契約金額533,152,800円に引き上げられ、26,792,640円の増額案となっているが、この理由について教えて戴きたい。

A-1:第1の要因は、ストーブ用煙突にアスベストが確認されたことに伴う、撤去費用の増額で御座います。第2の要因は、「木材等の柔らかな手触りや温かみのある素材の使用が望ましい」という学校施設整備指針に基づき、教室の床仕上げを塩ビシートからフローリングに変更する事による増額で御座います。第3の要因は、工事資材価格及び労務単価の急激な上昇に伴うインフレスライド条項の適用による増額で御座います。以上の要因により、当初請負金額の5%を超える契約金額の増額が必要となったことから工事請負契約の一部変更を御願いするものです。


Q-2:アスベストの使用や人件費の高騰などは、見積り段階で予測できなかったのか

A-2:明治小学校校舎改築その他工事に先立ち、実施された事前調査において検査対象建材の一部を採取し、専門の検査機関に含有物質の分析を依頼した結果、ストーブ用煙突にアスベスト混入建材の使用が確認されました。また、ストーブ用煙突は、コンクリートのブロック積みで柱と一体化されている不可視部分であった為、設計図作成時の現場確認では発見できなかったもので御座います。又、人件費の高騰につきましては、公共工事においてインフレスライド条項の適用及び労務単価特例措置が実施されるほど、建設工事の市場価格が年々高騰したことによるもので御座います。


Q-3:今回の工事請負契約の一部変更により契約金額は消費税込みで533,152,800円となり、これは予当初契約金額の5.29%の増加になります。5%を超える設計変更は望ましくないと考えますが、このことについてどのようなご所見をお持ちですか。

A-3:現在奈良市では、工事請負金額の変更は全て、平成25年9月策定の「工事請負契約における設計変更ガイドライン」に基づく設計変更事前協議会の審査後に、適切に手続きされているところでございます。今後、設計図書作成時の現場確認におきましては、不可視部分も含めて慎重に詳細調査を実施し、工事請負契約締結後に大きな設計変更が生じないよう対策を講じてまいりたいと考えております。



コメントは受け付けていません。